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暗さ日本一!? 三瓶の夜空 [博物館の仕事(天文)]

 環境省が1988年度から昨年度まで実施していた全国星空継続観測(スターウオッチング・ネットワーク)。これは、全国の市民の協力によって、日本中の夜空の明るさが半年ごとに計測されていたものです。夜空が暗ければ、その観測地でそれだけ星がよく見えることを意味します。
 先ごろ、昨年度の、つまり最後の結果報告があり、なんと、夏期の写真による調査では、三瓶が新潟県村上市と並んで全国1位の暗さを計測しました。
 夜空の明るさというものは同じ観測地であっても日によってばらつきがあるし、欠測した観測地もあるので、今回はたまたまといえばそれまでですが、それでも北海道や離島の観測地をもしのぐ数値だったのです。
サヒメルの天文台のドーム もちろんサヒメルのスタッフとしては、調査に参加したこと以外、何か努力をしたわけではありません。でもやはり、三瓶が暗い夜空を保っていること自体、たいへん誇らしく感じます。
 そういえば、サヒメルに天文台があって、国立公園内では景観的に通常認められないドームが特例として設置されているのも、この美しい星空があってのことっだのです。
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